こんにちは
TAC家庭教師です。
以前に「食事の大切さ」のタイトルで書かせていただきましたが、大切な食事を支えるのは日々の料理ですね。もちろん、忙しい朝は、果物とヨーグルトと牛乳なんかで済ませることもあるでしょうが、時間のある時に(あるいは頑張って時間を作って)自分や家族のために料理をするのは素敵なことですよね。面倒ではありますが(笑)
私自身、料理をせざるを得なかった家庭の事情があって、中学生の頃には簡単な夕食ぐらいなら家族分を一人で作ることが出来ていました。子ども心に「たいへんだな~」と思うこともありましたが、それよりは家事や料理を覚えることは新しいことが出来るようになることで嬉しかった記憶があります。それに料理の経験は、大学生として始めた一人暮らしで役に立ってくれました。安い食材を買って、それなりに料理をして食べることが出来ましたから、貧乏学生も健康を損なわずに過ごせました。
さらに、料理の経験は、学業にも役立ちました。料理から理科の基礎的な知識をたくさん学べます。水を注ぐ、沸かす、冷ます、砂糖を量る、塩を溶かす、等は、そのまま化学実験です。手を洗う、肉と野菜の扱いを別にする、保存前に火を通す、等は、生物(細菌)の知識に基づく衛生管理です。また、野菜や魚を買いにいけば、旬のモノは安く時季外れのモノは高くなっていて、産地や流通に思いを巡らすことで社会科の復習になります。
大学で化学を教えている先生が、「今の学生は実験が下手で困っています。上手い子は、ほぼ間違いなく家事をしっかりと手伝った経験がありますね。」と仰っていました。家事の中でも特に料理は、手先を器用にしてくれて、かつ物を扱う実感を植え付けてくれるようです。
ここで保護者様にお願いです。お休みに家で過ごす時間がとれる日は、お子様と一緒に料理やってみてください。料理を教えてあげれば、お子様は大喜びでしょう。また、本を見ながら初めての料理に親子で挑戦してみるのもいいですね。「文章を読んで、それを実践する」という最高レベルの学習体験が家で出来るのですから、こんな素晴らしいことはないです。
お菓子作りなんかもいいですよね。「小麦粉10グラム、砂糖20グラム、バター20グラム」というように、しっかり重量が決まっていて、楽しい実験みたいです。それで、成果物が美味しく食べられるのですから、最高ですね。料理やお菓子作りは、家庭教師では及ばない最高の家庭学習の機会だと思います。是非、お楽しみください。
読んでくださって、ありがとうございました。
